チューリップ🌷おばさん

3年のオランダ生活と帰国後の日々

オランダの美術館やコンサートについて

絵画鑑賞とコンサートが大好きな私は、オランダ各地の美術館を訪ねたり、コンサートに足を運んだりしました。

 

1) 美術館について
レンブラントゴッホそしてフェルメールはオランダが生んだ天才画家です。日本語の学生さんも含めてオランダ人の方達は、さぞかしそういった画家を誇りに思って、良くご存知なのだろうと疑ったことがありませんでした。でも私が日本語を教えていたオランダ人の学生さん達にオランダの画家や美術館のことを尋ねても、1人エッシャーを知っているのみで、その殆どの学生さん達は何も知りませんでした。美術館に行ったことがないという学生さんばかりで、日本の大学生に日本の画家や作品について聞いたら同じかなぁとは思いましたが、少し驚きました。それで私が日本語のクラスの時に、オランダ 人の学生さん達にオランダの画家や作品 について少しお教えしました~ (笑)

アムステルダムにはレンブラントの「夜警」のある国立美術館ゴッホ美術館そして市立美術館が一列に並んであります。 ハーグにはフェルメール真珠の耳飾りの少女」で有名なマウリッツハイス美術館やオランダのだまし絵画家エッシャー美術館があり、ロッテルダムにはピーテ ル・ブリューゲルバベルの塔」で有名な ボイスマン博物館があります。Groningen にも Groningen 美術館があります。 オランダの美術館は、一部の作品に撮影禁止の表示がありますが、それ以外はフラッシュさえ使わなければ写真撮影はO Kです。床に座り込んで、絵を模写している子供や大人の方もよく見かけました。 大人の館内ツアーや、休暇の時期には子供の館内ツアーも行われていました。「作品はみんなの財産で楽しんでもらいたい」 というコンセプトで運営されているからです。 日本の美術館は混んでいると、なかなか作品の前でゆっくり鑑賞するなどということはできませんが、オランダの美術館では日本人の感覚で言うと「混んでいる」という状態の美術館はありませんでした。 ただし、ゴッホ美術館だけは1年中日本の美術館のように混んでいました。ゴッホは世界中の方に人気があるようで、2 年ほど前から予約が必要となりました。


2) コンサート
こちらの方は音楽を楽しむことが、生活に根付いているように感じました。 Groningen の教会でのパイプオルガンのコンサートや、コンサートホールでのコンサートに誘って下さる方がいらっしゃって1年に数回聴きに行きました。こちらのコンサートは日本に比べると安いで す。五嶋みどりさんのコンサートがあり、 日本で聞く機会がなかったので嬉しくて飛んでいきましたが、それも40ユー ロ(4800 円くらい)でした。こちらのコン サートの開演時間ですが、昼の部は2時ぐらいからでいいのですが、夜の部はコンサートは夕食後に楽しむものということで、開演時間はいつも 8 時~8 時半開演、10 時~11 時終演です。帰宅は夜中になりますから、 最初は戸惑いました。けれど治安の良さ抜群の Groningenでは、お誘い下さった女性と二人でいつもおしゃべりしながら歩いて帰宅していました。 そういえば、どのコンサートも途中休憩
があり、飲み物(コーヒー・紅茶・ワイン・ ソフトドリンクなど)がチケット代に含まれていてロビーで自由に頂けます。

私のこのブログはまだ続きますが、今回で私のオランダ滞在記は最後です。長い間読んで下さってありがとうございました。😌