南米コロンビアの巨匠 ボテロ展
京都市京セラ美術館で開催中の南米コロンビア出身の芸術家フェルナンド・ボテロ展に行ってきた。1932年生まれ。ボテロに注目が集まったのは1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、モダンアートの殿堂、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールにボテロの《12歳のモナ・リザ》が展示されていた時である。ボテロ作品の特徴は全てのもの、人物や動物は勿論、果物・楽器など様々な物がふっくら豊かに膨張していることだ。色彩が明るくどんなテーマの作品も優しく、見る者にほのぼのとした感情を与えてくれる。なお会場は全ての作品の写真撮影が許可されていてヨーロッパの美術館のようでよかった。
①モナリザの横顔
② マリーアントワネット
③ 洋梨もお花も大きくて迫力満点!
④ サーカス🎪はピカソなどの影響による。
テレビの美術番組で一眼見ると忘れられない印象的な画風だ。その作品は少し変わっていて独特であるが、見る者の心をホッコリと長〜く温かくする。良い展覧会であった。
〈今日の一枚〉
京セラ美術館一階のカフェで頂いたランチ。「京野菜のプレート」
どれもどれも、いいお味で満足!満足‼︎