チューリップ🌷おばさん

3年のオランダ生活と帰国後の日々

「葉書」と「言葉」の由来

お友達の誘いで初めて服部緑地に行って来た。とても手入れの行き届いた綺麗な広い公園で、こんなに近くに住んでいながら、一度もきたことがないのが不思議な気がする。花が大きい種類の見頃の一面のコスモスと、赤や黄色の色とりどりの紅葉🍁が目に鮮やかで、コロナ下で外出をずっと控えている身としては本当に久しぶりで気持ちが良かった!

 

コスモスは漢字で「秋桜と書く。秋の桜🌸とは何と言い当てたものだろう、と暫し感心する。

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服部緑地の中に多羅葉(たらよう)という木があった。さして気にも留めず歩き過ぎようとしたら、お友達が立ち止まり、この木の葉が「葉書=はがき」の由来だと教えてくれた。

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こんな葉っぱ↓

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帰宅してインターネットで多羅葉を検索してみたら、面白いことが書かれていた。

 

「葉書」は平安時代に多羅葉の葉に、木の枝などで傷つけて言葉を書き、相手に渡して伝えたことが始まりと言われていること。また多羅葉の葉には特別な成分が含まれていて、傷つけると短時間で黒く文字が浮かび上がってきて、長く消えず保存できら性質があり、言葉を保存する葉として選ばれるようになったこと。

「言葉」は、人が口に出して言ったことを、葉(=多羅葉)に書き記す様子を表し名付けられたこと。等を知った。

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平安時代の男性や女性が、多羅葉を片手に伝えたいことや思いを書き記している様子を思い浮かべると優雅な気持ちになる。またロマンティックな風にも思える。💕

 

 

〈本日の一枚〉

大好きで毎年この季節になると、買い求めるポインセチアなのだが、今年は去年のポインセチアを主人が猛暑の夏を大切に越えさせた。そして8月から3ヶ月足らず、日照操作をしてポインセチア・レッドを出現させた!🙌

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