仏像のグループ分け 如来・菩薩・明王・天
お寺を訪ねた時に必ず拝見する多くの仏像ですが、何が何なのか、どう違うのかとか全く分からないまま、お寺を訪ねていました。最近になって仏像を四つのグループ分けで拝見すると、私の様な知識のない人間にも少し理解できて、楽しんで拝見出来ることが分かってきました〜!
それで俗な表現方法ですが、会社組織に例えてお話してみますね。
①如来にょらい (=社長さん)
お釈迦様の出家後の姿がモデル。
修行を経て、完全な真理を悟った仏様。 ですから、ゴテゴテの宝石などの装飾品は身に着けておられません。
②菩薩=ぼさつ (=部長)
出家前の豊かな王子🤴であったお釈迦様が. モデル。
ですから、豪華な宝石など装飾品を身に着けておられることが多いです。種類がとても多く特技は「変身すること」。観音経の中に、観音様が、その場に相応しい33のお姿に変身して、人びとを救うことが書かれています。
③明王=みょうおう (=課長)
忿怒の強面の仏様。
強いパワーを持ち、どんなに悪い人間をも救う役目の仏様です。不動明王・愛染明王などなど。
④天=てん (ヒラ社員)
元は古代インドの神様達。お釈迦様の説法を聴いて仏教に帰依するようになりました。
仏法や信者を守り、福を授ける存在です。お寺でよく見かける四天王はこのグループに属します。
いかがでしょうか?
少し分かって頂けたでしょうか? 🧐