クリスマスケーキ「シュトレン」
近年日本でもクリスマスシーズンに、ドイツ🇩🇪発祥のクリスマス菓子「シュトレン」がよく作られて、どこのパン屋さんやケーキ屋さんでも売られている。「シュトレン」はドイツ語で「坑道」を意味して、トンネル型に似ていることからその名がついたそうだが、白い粉糖を真っ白に振ったその様子の形が、真っ白な産着で幼子イエスを包んでいるように見えるとも言われている。
スイスに住んで初めてのクリスマスシーズン🎄に、大家さんからアドベントカレンダーをプレゼントされて、初めて次のようなクリスマスの様様な用語や行事を知った。
キリスト教では、クリスマス前の4週間を、フォーアドベント=4Advends =待降節と呼んで、イエス・キリストが降誕されるのを待ち望む期間であること。アドベントという言葉は、ラテン語の「到来」を意味する言葉から来ていて、つまりは「キリストの到来」の意味であること。そして、4週間のアドベント待降節の間に主に次のようなことが行われていること。
①アドベントリースに4本のキャンドル🕯が置かれ、1週間に1本ずつ順にキャンドルを灯していく。4本目のキャンドルに火を灯すとクリスマス!
②アドベントカレンダー(↓の写真)の窓をI日に一つずつ開けていく。子ども向けに窓の中に小さなチョコレートが入ったカレンダーが売られていて、子ども達は毎朝楽しみに開けていく。
③薄く切ったシュトレンをお茶と一緒に味わいつつ頂く。
↓今年送られてきたドイツ製アドベントカレンダーのクリスマスカード。お母様がドイツ人のアメリカ人の方からの物。数字が各窓に書いてあって、それがアドベント期間内の日付を表している。開いた窓に気づいて頂けるだろうか?
〈今日の一枚〉
10年ほど前に流行した腰振りサンタ🎅さん。我が家でもその頃から、毎年この季節になるとお出ましいただいている。音楽🎶に合わせて腰を振る様子は本当に愛らしい💕